ラフカットは好きなバンドだったからよく聴いた。特に1stね。プロデューサーがトム・アロムだったのでLAのバンドもやるんだなぁと思いつつ針を落としたのを思い出します。格好はLAのそれだったけど曲と演奏はしっかりしていたので気に入っていたんですよ。2NDの「Wants You!」は期待していた方向と違ったので聴いたけど、聴き込んではいません。この2枚でバンドは解散してしまうんですが、その後が気になる・・・で、好きになったバンドって追いかけてしまうんですよね~つい。ポール・ショーティノはクワイエット・ライオットに参加。まぁこれがクワイエット・ライオットかと言えば全く違ったサウンドでバンド名変えた方が良かったんじゃないかと思いましたよ。クワイエット・ライオットの入門盤には向きませんのでこれからクワイエット・ライオットを聴きたい方はメタル・ヘルスを買ってください。(最近は買わんか?DLか)それでもこのアルバムが好きなのはポール・ショーティノが好きなんでしょうね。(その後のソロも買ったし・・・)
その他のメンバー3人が結成したのがJAIL HOUSEでした。ライブ録音の5曲入り(1曲はスタジオ録音)を発表してメジャー契約を目指すも叶わず。爽快感のあるロックで良かったんですけど時代背景がマッチしてなかったんでしょうね。個人的にはアミア・デラクファンでしたので残って欲しかったんですが解散。そのアミアを追いかけてしまうとORGYを買わされます。ハードロックを期待する方はスルーでいいと思います。ただ気を抜くと厄介な音源が出てきますのでこれは買うしかないか。当時のライヴ音源集と古い音源集ですわ。
この辺りでなれの果てに近づいてますがラフ・カットと言えばこれでしょうね。デビュー前のオムニバス盤「LA's HOTTEST UNSIGNED ROCK BAND」直訳すると「LAでメジャー契約前の熱いバンド」ってところですかね。ここにラフ・カットも2曲クレジットされていますが何といってもジェイク・E・リー在籍時の音源で当時も気になっていましたが、あまりにも売っていなくて少し後で見つけて購入しました。
ジェイク・ウィリアムズがそうです。KEYはディオのクロード・シュネルですよ。ラフ・カットってクロード・シュネルとドラムのデイヴ・アルフォードからスタートしたバンドですからね。そしてマネージャーがすでにウェンディ・ディオですな。肝心の内容は "A Little Kindness"がいい曲だと思います。1stの"Dreamin' Again"みたいなボーカルも良し。ジェイクのギターも他バンドギターとの格の違いを見せており、若きジェイクに興味のある方にはお勧めします。アルバム全体の評価は録音状態も良くないしLAメタルが好きでないと価値ないでしょうね。もしこのアルバムを持っているあなた!なれの果て組確定です。以下は予備情報です。LAメタルの金髪軍団と言えばキングコブラ。再結成してアルバムを発表してますね。と言っても少し前の話ですが。メンバーとしてボーカルがポール・ショーティノだったのでここに書いておりますが、当然カーマイン・アピスに加えギターにミック・スウェダ、ベースにジョニー・ロッドと結成時の3人が揃っているじゃありませんか。
当時のLAメタル好きな方には受ける内容ですよ。更に掘り下げたい方はキングコブラの1stやジョニー・ロッド在籍時のW.A.S.Pやミック・スウェダが活躍したBULLET BOYSなど聴いてみてはどうでしょうか?
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