「一発屋のようで一発屋でない♪」「新人バンドのようで新人でない♪」それは誰かと尋ねたら~~ベンベンっ!!ロマンティックスでしたと。彼らの最大のヒット曲「Talking In Your Sleep」が一発屋の印象を与えてしまっているのかもしれませんね。デトロイト出身のロマンティックスはストレートなロックが持ち味のバンド。アルバム「In Heat」は4作目で最大のヒットとなりました。83年ですから当然MTV用のビデオクリップも製作され一気に名前が知れ渡る事になったのではないかと。👇これね👇
どうですか?この低予算のビデオクリップは。ビニールの貼られた部屋で女性達を立たせて自分達は低いお立ち台で演奏ですよ。で、まあヒットしてしまったからいいんですがロマンティックス本来の魅力はもっとストレートなロックです。この曲の様にエフェクトの掛かったギターサウンドではなく「エフェクター?アンプ直やろ?」的な音が好きなんですよ。このアルバムは時代もありますが、よ~くクレジットを見ていると・・・おった!ニール・カーノン!MIXED BY NEIL KERNONですよ。そりゃポップな感じになるわな。だから売れたのかもしれないけど。
ニール・カーノンは自分も好きなプロデューサーでポップスからハードロックまで幅広くプロデュース、ミックスを手掛ける人、たまにキーボードやギターでも参加してます。(80年代だとホール&オーツ、ピーター・ガブリエル、ドッケン、クイーンズライチ、シャイ、マイケル・ボルトンでの仕事が好きですかね)でロマンティックスはこの後85年にアルバム「Rhythm Romance」をリリース。(これも個人的にはいいアルバムと思う)しかし人気はフェイドアウト。でもバンドは今も続いています。最後にこれが彼等らしいサウンドだと思う「What I Like About You」のビデオクリップを見てやってください。そうそう彼らは全員歌えるのでこの曲はドラムが歌います。お前が歌うんか~い!的なビデオの始まり方です。 余談:彼らが使用する楽器は黒が多い・・・衣装もね・・・ディストーションは不要
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