エレキギターは色々交換出来るパーツが多いので手を入れれば他人と違うギターが完成してしまいますがアコースティックは交換出来るパーツが少ないのでちょっぴり寂しいですね。今回はこのノーマルなD-18タイプを少しドレスアップしてみましょう。自分色に変わってもっと好きになるかもしれません。交換するのはピックガードとペグです。まずはピックガードから
スクレーパーで徐々に剥がしていきます。ボディトップに傷が付かないようにゆっくり剥がします。なかなかしぶといです。
剥がれました。まっこんな感じで残るものは残ります。実はこれを除去する方が面倒な作業です。ここも傷が付かないようにちびちび除去していきます。
剥がれた~。焼けてますね~カリフォルニアビーチですな。(ビキニの日焼け跡のイメージです)さてどんな柄のピックガードに交換しましょうかね?と言ってもそんなに多い訳ではありません。
置いてみると随分イメージが変わるものです。このまま既製品を貼り付けれれば良かったのですがサイズが全然違う!元のピックガードが大きく既製品では日焼けしてない部分が隠れません。ので同じサイズのものを作りましょう。
ここが一番集中しますね。テンプレートがあるピックガードではないのでワンオフで削って作るしかないです。完成したので貼ってみましょうかね。
いいんじゃないですか。加えてちょっと作業をします。フレットのエッジが角張っていたので丸める処理とフレット磨き。(画像なし)そしてネックの塗装を細かなペーパーをかけて艶消しにしてみましょう。(D社っぽく)
分かりにくいですかね。でもテッカテカッ!よりは落ち着いてていいんじゃないでしょうか。それでは次にペグ交換です。
このタイプからGOTOHのSE700シリーズ(ウェーバリータイプ)に交換します。当然下穴のサイズが違うのでコンバージョンブッシュが必要になります。
コンバージョンブッシュは最近種類が増えたので当店でも何種類か用意しています。これまではラウンド型(丸いもの)が大半でしたがこのタイプのペグに交換する時はやっぱりHEX型がカッコイイでしょう。では下穴の調整を行いブッシュを取り付けします。
いい感じですね。弦も張ってみようっと。
すこ~しパーツを交換するとかテコ入れするだけでカッコよくなるギターって結構あるんですよね。何か自分のギターに物足りなさを感じたらメンテナンスに合わせてピックガードやペグ、ブリッジピンの交換はいかがですか?
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